京大「ミニ戦争展」にぎわう 26日まで
京都大学「11月祭」の一部として、「左京・京大9条の会」の市民団体が、法経総合研究棟108号教室で「ミニ戦争展」を開催しています。左京区内の各9条の会が力を集めて開いているもので、「子どもたちの未来を守る9条の会」(保育9条の会)では、檀王法林寺での反核イベントの紹介、「岩倉9条の会」や、「九条松ヶ崎の会」は、戦争遺品を展示して戦争の悲惨さを訴えました。「修学院九条の会」は、シベリア抑留の体験を油絵にした石川倶恵さんの作品を展示。
「養正・養徳9条の会」はベトナム戦争で枯葉剤の被害にあった子どもたちの支援活動の写真展示。「棄兵・棄民政策による国家賠償を勝ち取る会」は、シベリア抑留の絵画と、関東軍最高幹部が旧ソ連軍に送った秘密文書(将兵を「使役にお使いください」と提案の文書)のコピーを展示しました。
23日には、ビデオの放映や平和のうたごえ(フォークソング)、平和グッズ即売(へいわや)などが行われて、参観者に平和の大切さと憲法守ろうを訴えました。
「ミニ戦争展」は、26日(日)まで同教室で行われます。参加無料。(中村秀利)