障害児の寄宿舎作って 父母ら集会
障害を持つ子どもの自立と子育てに必要な寄宿舎をつくって―11月25日、盲・聾・養護学校に子どもが通う父母、教職員などが集い、「障害児学校・寄宿舎父母交流集会」が南丹市で開かれました。
約90人が参加し、昼食交流会、分散会を通して子育てについての思いや悩みを共有しあい、障害学校寄宿舎のあり方についての意見交流をしました。
参加した保護者から「家では親がしてしまうことでも寄宿舎では自分の力ですることを学び、子どもたちが自立にむけて少しずつできることが増えてきました」「寄宿舎のよさをもっと知ってもらい、これから新しくできる養護学校にもぜひ寄宿舎ができることを願っています」など、寄宿舎は子育てに欠かせない場であり、寄宿舎のない学校や新設される養護学校にも寄宿舎は必要だ、との声が多く寄せられました。
(中村和彦)