「労働者は一人ぼっちではいけない」 ユニオン北上結成
北区・上京区で働くすべての労働者が入れる個人加盟の労働組合「ユニオン北上」が8日、発足総会を開催しました。参加は、17人でした。開会あいさつで北・上京地区労働組合協議会の松下議長は、「不安定雇用者が増えている今、労働者が一人ぼっちであってはならない。結集する場が必要だとし、『ユニオン北上』は①行政に対し、正規労働者を増やすことや憲法に保障されたくらしを求めること②仲間づくりをすすめること③社会保険制度のない職場のための福利厚生、独自の共済制度をつくることをめざす」と紹介しました。
組合のない職場で働いている青年や自営業者も参加した交流会では、知っておきたい権利は何かという質問や病院や公務職場でアルバイトやパート、派遣職員などさまざまな働き方をしている青年たちにもユニオンを紹介したいという発言がありました。
労働組合活動の基本や権利についての学習会や京滋共済から共済制度の説明の後、提案された綱領・規約を拍手で承認しました。
閉会あいさつでは、「ユニオン北上」を頼もしい存在だと思って欲しい。楽しく仲間を増やし集うのが大事だと締めくくりました。(海藤)