今年創立40年を迎えた民主的美術団体「新美」の会員展が24日まで、京都市左京区の京都市美術館別館で開かれ、絵画、書、写真、工芸など約170点が展示されました。
日本画家の袴田浩園氏が憲法九条をモチーフにした花の絵を出品したのをはじめ、作家井上ひさし氏の著書『子どもにつたえる日本国憲法』を引用した書など、憲法や教育基本法の改悪反対を訴えたものが多く展示されました。
40年を記念して会場入口には、歴代のパンフレットなどが展示されました。
また、今年1月死去した会員の元京都総評議長・京教組委員長・京都民報社社長の湯浅晃氏の遺作コーナーも設けられました。