難波野遺跡から室町期の漆器
府埋蔵文化財調査研究センターは17日、宮津市江尻の難波野遺跡から、室町時代のものと見られる漆器が出土したと発表しました。
漆器は全体の形がわかるほど保存状態は良好で、同センターは「当時、付近に有力者がいたことを示す貴重な資料」としています。
調査は、国道178号のバイパス工事に伴い、02年度から実施されたもので、同遺跡の第5次発掘調査結果として明らかにしました。
現地説明会は20日午後2時から行われます。問い合わせは現地事務所(TEL090・9718・3588)へ。