宇治市の公立保育所 7棟で耐震強度不足
宇治市の公立保育所4園で計7棟の建物が、耐震強度が必要基準を下回っていることが明らかになりました。25日の市議会文教福祉常任委員会で報告されました。
市は昨年、8つの公立保育所のうち、1981年に耐震基準が強化される前の建物が7園15棟あることから、調査を実施。このうち13棟が図面による1次審査で強度不足と判定されたため、詳しく調査した結果、7棟で基準を下回っていました。市保育課では、3月末までに補強工事などを盛り込んだ整備計画をつくるとしています。
この間、議会で耐震強度の調査を求めてきた日本共産党宇治市議団(水谷修団長、8人)は、「安心できる保育環境を保証するため、早急に改修計画をたてて、実施することが必要」と話しています。