焼却炉周辺の土壌、水質を調査 南丹市ダイオキシン
京都府と廃棄物処理会社「カンポリサイクルプラザ」は25日、南丹市園部町高屋の同社の焼却炉周辺地域の17カ所で土壌や水質の調査を実施しました。
同社は、同市と京丹波町で構成する船井郡衛生管理組合から住民5万3000人分の家庭と事業所の一般ごみの焼却を委託されています。昨年11月に府が立ち入り調査を行った際に、同社の焼却炉からダイオキシン類対策措置法の基準値1立方メートル当たり0・1ナノ(10億分の1)グラムを上回る0・13ナノグラムが検出されたことを受け、今回の調査が行われたものです。
調査は、府と同社が依頼した民間研究機関が実施。採取した土や水の分析結果は1カ月以内に判明する見込みです。