07年度予算案 暮らし、福祉支える新規事業打ち出す 真鍋大山崎町長
乙訓郡大山崎町の真鍋宗平町長は23日、町役場で記者会見し07年度当初予算を発表しました。
真鍋町長は、重点施策・目標として▽福祉・くらしを支えるまちづくりをめざす▽教育環境の整備と個性あるまちづくりの推進▽安心・安全の地域づくりの推進―などの7項目を挙げ、「介護用ベット購入費助成」や「ハザードマップの作成」、中学校移転に伴う設計委託で「中学校再構築事業」などの新規事業を行うことを明らかにしました。
町長選の争点の水道事業会計は、府に不要な府営水の減量の申請を検討している最中であるとしつつも、減量を前提にした予算編成で、前年度比11・4%の減の5億3931万4千円。昨年まで、一般会計から水道会計に繰り入れていた2500万円の補てん費は削減しました。
また、4月から夜間に町長室を町民に開放し、町長や幹部職員が参加する住民との意見交流の場を定期的に開くことを明らかにしました。
予算規模は一般会計総額は43億8000万円。国の地方交付税削減や税制「改正」などの影響で、前年度比で交付税が1億円減となるなど、2億8500万円の減収となっています。