医療、介護考えるシンポ開く 共産党北地区委員会
「医療・介護を考えるシンポジウム」を、同実行委員会と日本共産党北地区委員会が3日、京都市北区の京都ライトハウスで開きました。約90人が参加し、大きな反響がありました。
司会の玉本なるみ京都市義は、事前に取り組んだ医療と介護についてのアンケートが約100人分寄せられたことや、アンケートでは切実な実態がつづられていることを報告しました。
シンポジストの新井進府議は、北部の医師不足などについての党議員団の論戦と実績を報告。岡崎祐司佛教大教授は、「今回の医療制度改革は日本の医療制度、市民にも、医療関係者にも何のメリットのない改革。共同の運動を広げることが大事」と強調しました。
会場からは「うちの息子は施設で働き月8800円の給料をもらっている。働く喜びを感じていたのに、障害者自立支援法が改悪され、月1万6000円の負担がいるようになった。こんなおかしいことがあるのか」などの発言が出されました。(杉山幸子)