各自治体の交流深め、学びあおう
全日本学生自治会総連合(全学連)第58回定期全国大会が、2、3、4日の3日間、東京都で開催されました。京都からは立命館大学や京都橘大学などの自治会から22人の大学生が参加し、全国から集まった大学生とお互いの経験を交流し合いました。
大会初日は伊藤塾の伊藤真塾長が『憲法と大学生活』と題して記念講演し、「民主主義では多数派が過ちを起こすこともある。多数派・強者に歯止めをかけ、少数派・弱者を守っているのが憲法だ」と語りました。
3日と4日に行われた全体討論では京都からの参加者が積極的に発言し、高学費を告発した学費集会や教育基本法改定の徹底審議を求めた取り組みなどを紹介しました。また京都府学連の西山頌秀委員長が2月に開催された京都府学連大会について報告し、「自治会同士の交流を深め、もっと学ぼう」と呼びかけました。
大会は4日に学費負担軽減のための新たな署名活動など58期の活動方針を記した第58回大会決議案を採択し、閉会しました。(山手四郎)