シベリア抑留体験者らでつくる「棄兵棄民政策による国家賠償を勝ち取る会」は18日、京都市内で「シベリア抑留の原点を考えるシンポジウム」を行い80人が参加しました。
同「会」代表の林明治氏は「抑留」について、日本政府が政策として関東軍将兵60万、在満居留民120万人を「いけにえ」としてソ連に差し出したものと指摘。日本政府の責任を追及し、訴訟の準備を行っていることを報告しました。
シンポジウムには、日本ユーラシア協会の荒木瑩子、同京都府支部の長砂實、日露歴史研究センターの白井久也、日本ユーラシア研究所の堀江則雄の各氏が参加。日本共産党の穀田恵二衆院議員があいさつしました。