「日本共産党の躍進で地方政治に『福祉の心』取り戻そう」 志位委員長が訴え
日本共産党の志位和夫委員長は31日、京都入りし、市内2カ所で府・市議候補の躍進を呼びかけました。
右京区西院では、約500人の聴衆を前に島田けい子、かみね史朗両府議候補、西村善美、岩橋ちよみ、かとう広太郎の各京都市議候補と、約1000人が参加した四条河原町では、原田完、西脇いく子両府議候補とともに訴えました。
志位氏は、いっせい地方選の政党の構図が、自民、公明、民主などの「オール与党」対日本共産党の対決だと切り出し、福祉、暮らし、憲法と平和の問題での姿勢を紹介。とりわけ京都の「オール与党」政治の冷血さは日本一だとのべ、国の増税に追い討ちをかけて、介護保険料と国保料(税)、ゴミの有料化で、計60億円の市民負担増を押し付ける京都市、国保証の取り上げを容赦なく行う「オール与党」府・市政を批判しました。
一方で、日本共産党議員団が、国保証の取り上げ中止、正規雇用の拡大などを求めて追及し、成果を上げていることを紹介。京都府議選・京都市議選で日本共産党の候補を勝利させ、福祉の心をとり戻す政治を実現しようと呼びかけました。
税金のムダ使いの問題で志位委員長は、京都市内高速道路に700億円もつぎこむ「オール与党」政治を批判するとともに、サッカースタジアムや埠頭など計1500億円のムダ使いをストップさせた日本共産党の実績を紹介。「税金のムダづかいストップの願いを日本共産党に寄せて欲しい」と呼びかけました。
また憲法・平和の問題では「政党の態度も投票の1つのものさしだ」と語り、改憲のための手続き法案の国会成立、歴史を歪曲する安倍首相の「従軍慰安婦」問題の発言などを批判。「憲法9条・平和を守る願いを日本共産党の候補者に託してほしい」と訴えました。