「自民・民主に境目なし」「全国一の議員団に大きな実績」 市田書記局長
日本共産党の市田忠義書記局長は6日、大激戦となっている京都府・市議選の応援で伏見区に入りました。伏見区深草では、上原ゆみ子府議候補、やまね智史京都市議候補と、同区醍醐では、松尾孝府議候補、西野さち子京都市議候補とともに訴えました。
市田氏は、民主党について、愛知県では、独自候補を立ててたたかった知事選直後の議会で自民党推薦の知事が提案する88議案すべてに賛成し、元民主党代議士の神奈川県知事は自民党が支援する東京の石原氏と応援の〝相互乗り入れ〟しているとのべ、「京都の民主党の代表も認めるように、自民と民主の境目がない」と指摘。自民党政治に対抗できるのは、民主党ではなく、府民・市民と共同する日本共産党と強調しました。
市田氏は、府が補助金を出す企業に正社員雇用を義務付ける全国初の条例を実現したことや市長が予算案に盛り込んだ低所得世帯への高校生奨学金の廃止を撤回させたことを紹介し、「全国から『さすが京都』といわれる実績。府・京都市とも全国一の議員団が府市民とスクラムを組んで『オール与党』の議会の中でも大きな役割を果たしている」と語りました。
上原候補は、「12年間の生活相談を通して、府民の暮らしの痛みを感じてきた。痛み押しつけの冷たい府政変えるために、府議会に送ってほしい」とのべ、山根候補は、「『野球ができる広いグラウンドがほしい』『音楽活動をやりたい』『残業代、休日手当てがない』など街頭で若い人から声が寄せられます。若者の声が届く京都市をつくっていきたい」と訴えました。