憲法改悪許さず、働くルールの確立を 全京都統一メーデー
「労働法制と憲法改悪反対、格差と貧困なくせ、すべての労働者の賃金底上げ、庶民増税反対、社会保障充実」などをスローガンに、第78回全京都統一メーデー(同実行委員会主催)が1日、京都市中京区の二条城前広場をはじめ府内12カ所で行われ、約12700人が参加しました。
雨の中、8000人が集った二条城前広場では、岩橋祐治実行委員長(京都総評議長)が、「労働者の団結で『構造改革』・規制緩和路線にストップをかけ、『格差と貧困』をなくし、人間らしく働くルールの確立、日本国憲法が光り輝く平和な日本をつくりあげていこう」と訴えました。
日本共産党を代表して渡辺和俊府委員長は、労働分野での「規制緩和」が「格差と貧困」を広げる大きな要因になったと指摘し、「『格差と貧困』を広げ、改憲を推進するタカ派の安倍内閣に参議院選挙で厳しい審判を下そう」と呼びかけました。
大会宣言を採択し、参加者は、3コースに分かれて京都市内をデモ行進しました。