改憲許さず、教育、子ども守る運動強化を 京都子どもを守る連絡会
京都子どもを守る連絡会(手塚良子会長)は17日、京都市内で2007年度総会を開き、改憲や改悪教育基本法の具体化を許さず、子どもと教育を守る取り組みをすすめる、などの運動方針を確認しました。
京教組の深澤司教文部長が、教育3法案をめぐる国会情勢のほか、「2007全国一斉学力テストの中止を求める運動とこれから」と題した特別報告をおこないました。学力テスト問題では、▽憲法違反の行政権力による教育内容の介入▽学校教育に競争と格差を持ち込む▽競争による教育界のモラルハザートの危惧―などの問題点を指摘。同テストは実施されたが、府民の運動によって、個人情報保護の観点から用紙の名前記入欄にランダムな番号方式を採用した自治体があることを紹介し、「中止を求める今後の運動につなげよう」とのべました。
児童劇団やまびこ座のメンバーが、「そのみちをゆく」と題したピース・リーディングを披露したほか、意見を交流しました。