日本共産党京都府委員会（渡辺和俊委員長）と成宮まり子京都国政委員長（参院京都選挙区候補）は８日、京都市中京区の自衛隊京都地方協力本部にたいして、陸上自衛隊による「市民監視」活動に抗議し、全容を明らかにし謝罪とただちに中止を求めて申し入れました。
　申し入れには、成宮候補、西山とき子党府副委員長、冨樫豊京都市議らとともに党府委員会の呼びかけで平和・民主団体、労働組合が参加しました。成宮候補は、「京都でも監視活動が行われ、憤りの声が上がっている。市民にたいして説明する責任がある」と強調しました。
　対応した、総務課長は申し入れについて、「上級機関に報告する。回答するかも含めて相談したい」と答えるだけで、府内での情報保全隊の活動については、「何人がどこに配置され、何をしているのか承知していない」とのべるに止まりました。
　参加者からは、「情報保全隊はスパイ組織なのか。増税反対の署名活動まで安全を脅かす行動と判断しているのか」「事態を軽く見ているのではないか。市民は監視の背後に銃口がある恐ろしさを感じている」などの厳しい指摘が相次ぎました。

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