“靖国”派が狙う教育改悪の危険性批判 共産党・石井郁子副委員長
日本共産党京都府委員会は15日、参院選勝利にむけた学習講演会「安倍教育再生会議と私たちの教育改革」を京都市左京区の京都教育文化センターで開き、100人を超える参加がありました。
日本の侵略戦争を正当化してする日本青年会議所製作の「靖国DVD」の視聴のあと、石井郁子党副委員長・衆院議員が、国会の「教育3法案」をめぐる状況と「靖国派」主導の教育再生会議の危険なねらいについて報告しました。
石井氏は、「教育3法案」が改悪教育基本法の具体化であり、憲法の保障する思想・良心の自由を踏みにじり、国の統制を強める法案である」と批判。安倍内閣が戦前回帰的な思想を持つ「靖国」派を後ろ盾に改憲と教育改悪をねらっている危険性が保守系の人からも危惧されるなど、国民との矛盾が出ていることを示し、「日本共産党の存在意義を発揮してがんばる時。共同を広げて参院選で勝ち抜く決意だ」とのべました。
成宮まり子参院京都選挙区候補は、戦前、画学生も戦争に協力させられたことを紹介し、「靖国DVD」が、アニメーターやミュージシャンを使って、正しい戦争だったと特異な価値観を押し付けようとしていることを批判。「参院選挙で『靖国派』の勢力に勝ち、府民の願いを届ける仕事をさせてほしい」と決意を語りました。
井上さとし参院議員からのメッセージが紹介されました。