原水爆禁平和行進が京都入り
原水爆禁止国民平和大行進が京都入りしました。21日午後1時から、京都市山科区のラクト山科公園で、京滋引き継ぎ集会が行われ、京滋の代表、市民など約300人が参加しました。
引き継ぎ式に先立って、山科区では正午から「山科・網の目行進」が行われ、山科区役所前で集会を開き、40人が参加。ラクト山科公園まで歩き、集会に合流しました。
引き継ぎ集会では、井本善久滋賀県原水協事務局長、岩橋祐治京都実行委員会代表挨拶の後、京都原水爆被災者懇談会世話人代表の永原誠さんが安倍内閣の戦争賛美・軍拡路線を批判し、「平和な日本を受け継ぐ決意を固め合おう」と訴えました。
全コース通し行進者の竹田昭彦さんは、「たくさんの人の支えで京都まで歩いてきた。先の戦争で多くの人が亡くなったが、憲法9条はその人たちの“遺言”です。広島までがんばって歩きたい」と挨拶しました。
今年の府内通し行進者は7人で、地元、山科区からは新日本婦人の会の山本節子さんと矢田博子さんが参加をされています。
その後、行進者代表に対して、「山科平和のための折り鶴会」や「大宅診療所有志」などから、「平和の折り鶴」が託されました。
集会後、約350人はJR山科駅前~東山三条~祇園~河原町四条~中京区の京都市役所までの平和行進に参加。道行く人たちに平和の大切さを訴えました。祇園からは生協ピースパレード250人も合流しました。(鏡山次郎)