地域ふれあいセンター建設の要望が9割 伏見消防署跡地活用
伏見区藤ノ森学区の住民らが、同町内の伏見消防署跡地(06年3月移転)に、子どもからお年寄りまで世代を超えて多目的に利用できる施設建設の要望運動をしています。住民らは「地域ふれあいセンター(仮称)設立要請協議会」を結成し、跡地活用についての住民アンケートに取り組み23日に結果の報告と跡地活用プランを提案しました。
アンケートは跡地のある藤ノ森学区を中心に約6300戸に行い、704世帯が回答、約9割が「地域ふれあいセンター」構想に賛同しました。
86人が参加した報告会では、同協議会代表世話人の加藤東平さんが、アンケート結果と上位を占めた要望をもとにした3つプランを提案。「回答した3人に1人が具体的意見を記入するなど“待たれていた”もの。『実現すればボランティアで協力したい』という人も多く、たんなる施設建設に止まらず、運営のあり方も提示したい」とのべました。
協議会では、参加者らの意見を踏まえて最終プランをまとめ、京都市議会に請願するとしています。