市田書記局長「自民・公明の暴走政治ストップさせよう」
参院選公示日の12日、日本共産党の市田忠義書記局長が京都入り。井上さとし比例代表候補、成宮まり子京都選挙区候補とともに京都市内各地で訴えに立ち、「日本共産党の躍進で自民・公明の暴走政治にストップを」と呼びかけました。
阪急西院駅前(右京区)で、約200人の聴衆を前に市田氏は、「暮らしと平和、民主主義を破壊する安倍内閣の暴走政治にストップをかける大事な選挙」と切り出し、数々の強行採決の暴挙や相次ぐ閣僚不祥事を受けても1人もひ免できない安倍首相を批判しました。
「消えた年金」問題では、日本共産党が提案した1億人の加入者全員に納付記録を送る「レター作戦」が政府の対策に取り入れられたことを紹介。医療難民やネットカフェ難民など経済大国・日本で人間の尊厳と権利を奪う「難民」を生み出している現状を批判し、解決のために人間らしく働けるルールづくり、国保料の1人1万円値下げなど「緊急福祉1兆円プラン」の実現を訴えました。
憲法問題では、「改憲の狙いは、アメリカと一緒に海外で武力行使をするのに9条が邪魔というもの。しかも、変えろと主張する勢力の中心は、過去の戦争を『正しかった』といってはばからない人たち。これほど『恐ろしい国』はない」とのべ、9条を守り抜こうと呼びかけました。
最後に、「自民か民主か」のマスコミキャンペーンが繰り広げられる中で、民主党が派遣労働自由化や国保法改悪など格差と貧困を広げる悪法に自民党とともに賛成してきた事実を示し、「安倍内閣と共同で暴走はできても、止める力はない」と指摘し、「自民・公明の暴走政治にストップをかけるために、日本共産党を躍進させてほしい。政治変える大きな一歩にしよう」と訴えました。
井上候補は、「『消えた年金』に住民税大増税、相次ぐ『政治とカネ』問題。こんな政治はもうごめんだという声を日本共産党の躍進ではっきりさせよう」と訴え、成宮候補は、最賃1000円以上の引き上げや正規雇用増など青年雇用改善と増税ストップ、憲法9条守り抜くことを公約としてのべ、「何としても勝ちたい。井上さんと一緒に国会で働かせてほしい」と語りました。
市田氏は、左京区田中、JR山科駅前でも街頭演説しました。