京都の自民・民主議員、従軍慰安婦広告に開き直り
自民・民主の国会議員が連名で旧日本軍の「従軍慰安婦」に対する強制を否定する意見広告を米紙に掲載(6月14日)し、大きな問題となっているなかで、新日本婦人の会京都府本部は3日、掲載した京都選出の3人の衆院議員に「歴史の事実を捻じ曲げるもの」との抗議を行いました。
同本部が抗議したのは、京都選出議員の、自民党・山本朋広衆院議員(比例近畿=京都2区で落選)、民主党・泉健太(京都3区)、北神圭朗(比例近畿=同4区で落選)の3衆院議員。
各々の京都事務所を訪問し、抗議を行った府本部は、「山本議員は事務員が対応し、『この問題は分かりません』と言っただけ。泉議員は秘書が、『新聞を見て掲載を知った。了解していない。支持者からも問い合わせの電話がある。本人から経過を表明させてもらう』と回答。北神議員は事務長が『外国からとやかく言われることではないと賛同したと思う。本人からも答えさせてもらう』と開き直ったと言います。
同本部は「批判に何ら反省せず許せない。議員本人から事実を聞かせてもらうが、多くの女性が怒っていることを知ってもらう」と抗議と日本政府の公式謝罪を求めるファクスを政府や3人の衆院議員に送付しています。