成宮候補、保昌山訪問 「担い手づくりに腐心」 祇園祭・宵々山
祇園祭・宵々山の15日、日本共産党の成宮まり子参院選挙区候補は、穀田恵二衆院議員とともに、山鉾の1つ、保昌山(下京区東洞院松原下る)を訪問。保存会関係者や観光客らと懇談しました。
成宮候補は浴衣姿で出島昭男・保昌山保存会理事長を訪れ、宵山や山鉾巡行などの準備をねぎらい、同保存会関係者や観光客らに山鉾の地図が入った京都民報号外を手渡し、「京の町衆が培ってきた歴史や伝統、ものづくりを国の政治が支える必要性を感じた」と語りました。
保昌山は32ある山鉾保存会の中で2番目に古い(1927年)歴史を持つといわれていますが、出島理事長は「地場産業が衰退し、地元で生まれ育った若い人らは地域を離れていきます。マンションの新住民などを巻き込んでいかに担い手をつくっていくか腐心しています」と話しました。