日本の美-「咲きほこる花」の描写 9月1日まで京都市美術館
「咲きそめる時」と題した京都市美術館コレクション展第2期(京都市主催)が28日から9月1日まで、京都市左京区の京都市美術館で開かれています。
同美術館所蔵の近・現代美術作品の日本画、油彩画、工芸の各分野から、咲き初める花を描写した作品や「初める」と「染める」を掛けことばに染めの作品、合計約80点が展示されています。
咲き誇る花は、日本絵画には欠かせない画題で、西洋の静物画とは違う花の表現方法や、蝋防染や型染めなど様々な染色技法が作品によって紹介されます。金島桂華や黒田重太郎、山口華楊、森口華弘などの作品が展示されています。
入場料は大人400円、小・中学生200円、開館時間は午前9時から午後5時(入場は4時半まで)、休館日は月曜日。問い合わせは、TEL075ー771ー4107。