反核・平和の願い込めた500点 8月5日まで、新美・小品展
京都の民主的美術団体「新美」の「反核・平和」小品展が5日まで中京区の画廊「鬼」で行われています。今年で22回目です。
作品は公募で寄せられたもので、会員を含む32人と3団体から絵画、書、版画、写真、工芸、染織、織物など500点以上が展示されています。「舞鶴の煉瓦倉庫群」(蓮仏亨)、「菜の花」(中村修三)、「壷の前のにんにく」(荒瀬隆造)をはじめ、力作がズラリと並んでいます。
今年は事務局が地域の「9条の会」に呼びかけて集めた手作りポスターが樫原や嵯峨、松尾、上京など6地域から11枚が並べられました。
事務局の守津忠義さんは「今年は作品点数も多く、平和への強い願い、そして平和運動の広がりを示す小品展となった。ぜひ見に来てほしい」と話していました。
画廊「鬼」=京都市中京区寺町二条上ル。TEL075・222・0430。