慰労金倍増撤回せよ 立命大学生と教職員
立命館大学の各学部自治会からなる全学自治会と立命館大学教職員組合は7月27日、前理事長・前総長の退任慰労金倍増の撤回を求めて同大学の朱雀キャンパスを訪れ、要請行動を行いました。教職員約50人と法学部・文学部・産業社会学部などから約30人の学生が参加しました。退任慰労金の問題で学生と教職員が共同で行動するのは初めてのことです。
退任慰労金倍増については、6月に行われた産業社会学部の学生大会で撤回を求める特別決議が全員一致で採択され、法学部・文学部の学生大会でも圧倒的多数で採決されました。学生たちは学生大会で示された学生の声を理事に伝えようと、試験期間中で忙しい中、要請行動に参加したのです。
学生と教職員がロビーに並んでプラカードを掲げ、学生大会で採決された特別決議と高学費に対する学生の声がつづられた「学費一言カード」を理事たちに手渡しました。(山手四郎)