ダイナミックに喜怒哀楽表現 風流打楽“祭衆”
風流打楽“祭衆”のコンサート「らいぶでどん」が4日、京都市上京区の府民ホールアルテイで開かれました。
ゲストに迎えたマリンバ奏者の中路友恵さんと「マリンバ・スピリチュアル」の共演や、世界の音楽のリズムやエッセンスを取り入れ、和太鼓のイメージを一新するメンバーのオリジナル曲を様々な和太鼓を使って演奏しました。
鍛えられた体、全身を使って太鼓をたたく姿は勇壮で、時には、しなやかに舞う姿のようにも。太鼓が発する音は、人間の喜怒哀楽を表現し、実にダイナミックそのものです。
“祭衆”は、京都に拠点を置く和太鼓集団で、学校の巡回公演を目的に86年に結成されました。アメリカ、中国、ポルトガル、カナダなどの海外公演にも出かけていますが、原点である学校公演にこだわり続け、「多くの子どもたちに和太鼓に親しんでもらいたい」と言います。
時期の限定はありますが、小規模校の公演も行っています。問い合わせ・相談は㈱京都音楽センター、TEL075・822・3437。