淡い光の帯に浮かぶ姉小路
手作り行灯が京都の町並みを照らし出す、「姉小路行灯会」(主催・姉小路界隈を考える会、共催・都心界隈まちづくりネット)が25日夜、京都市中京区の姉小路通一帯で行われ、界隈の住民や観光客らが幻想的な夏の夜を楽しみました。
今年で10回目。近隣の幼稚園や小中学校の児童・生徒らの絵などが描かれた550個の行灯は寺町通から柳馬場通の間に並べられ、午後6時半過ぎに火が灯されると、京都らしい町並みが残る姉小路通に淡い光の帯が浮かび上がりました。
京町家に設けられた恒例のステージ企画では、京都御池中学ブラスバンドの勇壮なオープニング演奏に続き、京都大学ギタークラブOB・OGでつくる「セカンドウインド」が「第三の男」や「星に願いを」などを美しいギターの音色を響かせ、集まった人らが聞き入っていました。