非正規4割超え、要求実現へ強化 福祉保育労組大会
福祉保育労京都地本第35回定期大会が9日開かれ、2000人の組織づくりや福祉人材確保の実効性を求めるたたかいなどを盛り込んだ07年度運動方針などを採択。来年の京都市長選で中村和雄さんを推薦することを決めました。
前田鉄雄委員長は、障害福祉関係者の願いである自立支援法の応益負担の撤回や、テロ特措法延長反対などのたたかいを強調しました。
西浦哲書記長が07年度運動方針について、すべての福祉労働者を対象に2000人の地本へ組織強化・拡大を提起。また、分会のある職場での非正規職員比率が4割を超える下で、非正規労働者の処遇改善、要求実現へ非正規部会を確立することを盛り込みました。
来賓の中村和雄さんが、「(ポスターで)福祉保育労の成澤真友子さんと一緒にたたかっています。京都市政刷新へ支援の輪を大きく広げてほしい」と訴えました。福祉保育労出身の日本共産党の妹尾直樹、河合ようこ両京都市議が出席し、河合議員があいさつしました。
新たに選出された役員は次の通りです。
委員長=前田鉄雄▽副委員長=五藤久雄、見神守、久保田徹、大谷玲子、吉岡勝、平田海保子▽書記長=西浦哲(いずれも再任)