立憲主義から憲法・平和考える 船井母親大会
第47回船井母親大会が8日、南丹市の園部国際交流会館で開かれ、南丹市や京丹波町から60人が参加しました。
「ほんとうは知らない憲法のこと―立憲主義から考える憲法と平和」と題し、藤沢眞美弁護士が講演しました。憲法の中身や構成について述べた後、近い将来アメリカと一緒に戦争をする国にするために政府は、格差社会を進行させ、子ども達を志願兵にしようと狙っているのかもしれないなどと危険な状況を指摘。また、戦前戦後の日本の復興を支えた高齢者の声を聞き、歴史を学ぶ大切さも訴えました。
交流では、憲法を守り、生かす各地の取り組みが報告され、若い人にどう伝えたらいいのかなどの意見や質問も出されました。また、第54回日本母親大会の参加者の報告、地元で活動する津軽三味線と太鼓のグループ「ひびき」のミニコンサートも行われました。
最後に、9条バッジや母親大会グッズがプレゼントされた「抽選会」で大いに盛り上がりました。
(山河みどり)