ずいき御輿、華やかに練り歩く
北野中学校の西に天満宮御旅所がある。10月1日にはじまったずいき祭。4日目は、クライマックスである環幸祭。御旅所を出発し、約3時間をかけて北野天満宮へ。
12時30分にまず大人のずいきの御輿(みこし)がお旅所を出発、そのあとに子ども御輿がつづきます。ずいき御輿は御前下立売で別コースを取ります。
ずいき祭は、五穀豊穣を願うまつりで、御輿の屋根はずいきいもの茎でつくられています。あでやかに飾られているのも赤いなすびであったり、唐辛子であったり、とうもろこしの皮であったり、すべてが野菜、乾物、海苔、湯葉、麩、果物というあらゆる五穀が飾られています。
ずいき御輿の後、祭神の菅原道真と妻子の神霊を乗せた3基の鳳輦(ほうれん)が、北野天満宮へ向かいました。鳳輦の後には平安装束で着飾ったお供や馬車がつき、葵祭のような感じがしないでもない。途中、着飾った稚児が行列に参加、華やかになります。(H)