京丹後市の死亡事故現場 共産党が調査し申し入れ
京都府京丹後市では、10月12日に2件の交通事故が立て続けに発生し、3人が死亡しました。
いずれも危険箇所として住民から改善要望が出されていた箇所であり、事態を重視した日本共産党京都府議団と京丹後市議団は、ただちに府土木建築部と府警本部から事故状況の報告を求めるともに、17日に現地調査を行いました。
12日早朝、自転車で登校中の女子中学生2人がトラックにはねられて死亡した同市久美浜町の国道312号線(写真)は、最近拡幅された箇所から急に狭い集落内道路に入る下り坂カーブで、近所の住民も「小中学生の通学路で以前から心配していた」と話していました。
ミニバイク運転中の女性が乗用車と出合い頭に衝突し死亡する事故があった同市峰山町の交差点は、昨年11月にバイパスが開通し、開通8日後に死亡事故があったのに続いての死亡事故で、信号機設置の要望が出されていました。
議員団は現地調査後ただちに京丹後警察署に信号灯の設置など緊急安全対策を申し入れました。
同日、府警本部交通部長、府道路建設室長、京丹後市も現地調査を行っており、党議員団の申し入れにただちに赤色灯を設置すること、信号機の設置についても急ぐことを約束しました。
調査には梅木紀秀、原田完府議、平林智江、松田成渓京丹後市議、田中邦夫市議団事務局員、申し入れには吉田さゆみ5区代表も参加しました。(梅木紀秀)