後期高齢者医療制度に怒り 京都高齢者大会
京都高齢者大会実行委員会主催の「21世紀第7回京都高齢者大会」が20日、ラボール京都で開催され約490人が参加しました。
午前は「憲法・平和・教育」、「後期高齢者医療制度・医療・介護」や「高齢者の仕事と生きがい」など8つの分科会がもたれ、それぞれ熱心に討論されました。「後期高齢者医療制度…」の分科会では約60人が参加しました。
午後は全体会。中谷隆亮京都高齢者運動連絡会代表のあいさつに続き、来賓の岩橋祐治京都総評議長、池内光宏新社会党府本部書記長や井上哲士参議院議員が挨拶後、各分科会からの報告がありました。
記念講演は京都民医連中央病院医師で保健医協会政策担当理事の尾崎望氏が「『後期高齢者医療制度』どうなる」と題して制度や関連法の概要や政府がめざしている医療制度の大改悪の中身や私たちの運動の到達とこれからの運動などについてのポイントをやさしくわかりやすく説明されました。「ほんとにひどいや」「政府のやり方むちゃくちゃ」「そこまでやるの」などと会場あちらこちらからつぶやき、こぼしながら真剣に聞き入っていました。
特別決議や大会宣言のあと、会場から四条大宮まで行進しました。(仲野良典)