中小企業の経営の発展と政治経済の革新をめざす中小企業家で作る京都中小企業政経研究会（政経研）は、30日京都市上京区で例会を開き、京都市長候補の中村和雄氏と懇談しました。中村氏は10日に発表したマニフェスト（第一次案）にもとづき京都市政刷新と改革の政策を訴えるとともに参加者の質問にも一つひとつていねいに答えました。
　京都経済については、「中小企業は京都経済の主役だが、高利益をあげる大企業との格差は広がる一方であり、このひずみを是正する政策が必要」として、京都市の公共工事の入札の仕組みを変えて、地元業者が直接入札・落札できるようにすることなどを述べました。
　出席者からは「中村さんが他候補にさきがけて早々と立候補表明され、わが意を得たりの思いだ」「政策に強く人生の哲学、理念を持ったすばらしい候補者」との感想も出され、会として「中小業者の会」とともに市長選挙のとりくみの強化をはかることを申し合わせました（ｓ）。

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