紅葉に染まる西芳寺界わい
秋本番、東山、北山や嵐山方面は全国各地から京都に訪れる人で賑わっていますが、嵐山、松尾神社から苔寺界隈も華麗に彩る紅葉に染まりはじめて観光客が絶えません。
写真は臨済宗の西芳寺(通称・苔寺)にそって流れる西芳寺川に浮かぶ深紅に輝く紅葉です。
嵯峨嵐山、渡月橋右岸を散策する一般の観光客にまじって、高校の修学旅行生の6人の男子グループがレンタルサイクに乗って軽快に走っていました。嵯峨の寺社をまわり、渡月橋を渡って法輪寺、金剛寺、蔵泉寺から松尾大社を経由して華厳寺(通称鈴虫寺)、西芳寺(通称苔寺や地蔵院(通称竹の寺)まで軽快に曲がりくねった小径を地図を頼りにサイクリングで楽しんでいます。
しかし多くの寺では学割があっても「入場料が高くてお金もたないので、ここから見てます」と言って、残念そうに門前から背伸びしたりのぞき込んだりして見学しています。(仲野良典)