全京都建築労働組合主婦の会主催で京都梅小路公園を会場に小春日和の青空のもと25日、「主婦の会まつり」が催され2500人の家族連れなどでにぎわいました。建労主婦の会が初めて取り組んだもので、実行委員会の松尾佐千子委員長は、「昔は建築労働者はお互い家族ぐるみのお付き合いでしたが、だんだんと薄れてきました。子育てや家事で悩み多い主婦がお互い励まし合い、支え合わなあかんと思って主婦の会を結成しました。今まではホテルなどで身内だけの小さな催しでしたが、やっぱり広く知らせて輪を広めなあかんと野外でしました。初めてですが、今日はほんとにご覧のように夫や子ども連れでいっぱい。みんな楽しく過ごしてほしい」と笑顔で述べました。
 京建労は2010年で結成60周年、主婦の会が45周年を迎えます。2万の建労組合員、2000名の主婦の会を目指してます。ひとりぼっちでなく、奥さん、娘さん、お婆ちゃんも二人三人と仲間を増やしていきたいと決意新たにました。
 特設舞台ではSui京さんの風船を使ったコミカルなショーやシンガーソング僧侶鈴木君代さんのオリジナル曲などみなさん聞き惚れていました。
 市長候補の中村和雄さんも駆け付けて挨拶。「税金の無駄使いどころか不正な同和対策費で被告の人が市長候補とか、そんな人に市長がまかせられますか? 税金を使ってのいわゆる公共工事や委託事業はスーパーゼネコンでなく、公契約条例などを制定して、京都の地元業者のみなさんの仕事と生活ができるようにすべきと思います」とのべ、大きな拍手と声援が飛び交いました。中村さんはにぎわう会場を練り歩いて参加者とともに楽しく歓談しました。(仲野良典)