滋賀県東浅井郡の湖北町の琵琶湖湖畔には、日本最大の渡り鳥の越冬地である湖北町水鳥公園があります。シベリアからのコハクチョウ、カムチャッカからのオオヒシクイやサギ類、カモ類などたくさんの水鳥(220種2万羽といいます)たちが餌を食べたり水浴びしたり休息をとっています。
10日、湖畔のヨシ群生で夜を明かしたコハクチョウは夜明けと共に畑に餌をもとめに行くものや、湖面にクビを突っ込んでアマモやマコモなどの水草をあさる一群などさまざま。また浅瀬に沈んでいる硬いとがった黒い一㌢から二㌢の菱が大好物のオオヒシクイ(国の天然記念物)が首を突っ込んではとがった菱を丸飲みしていました。(仲野良典)