市田書記局長「今回も大接戦!中村さんで京都に政治の春を」 街頭での訴え(大要)
日本共産党の市田忠義書記局長は16日京都入りし、右京や伏見、南など4カ所で街頭演説に立ちました。演説の大要は次の通りです。
昨日の夜から再び京都にやってまいりました。暮らしを守りたい、京都を変えたい、その願いはどうか党派の違い、立場の違いを超えてこぞって中村さんにお寄せいただきたいんです。ごいっしょに皆さん、京都市政、大掃除しようじゃありませんか。
14日間の市長選挙の論戦を通じて、誰が一番京都の市長にふさわしいか、日本の顔、京都にふさわしい市長候補はだれか。私は大変はっきりしてきたと思うんです。
市長さんのいうことだったら、何でも賛成の「オール与党」に支えられて出馬している前の教育長、かわいたタオルをしぼるほど福祉や教育の切り捨てをやるんだと言っています。そして皆さん、犯罪と腐敗の巣窟といわれている京都市役所、あの前教育長自身が不正な公金を支出したというので、裁判所からお金の返還命令を受けた、処分をうけた人物であります。そして、こともあろうに、現職の教育長時代に特定の宗教団体である「創価学会」の教育関係の集会に皆勤賞をもらうほど、毎回出席をして、その「創価学会」の考え方を京都市の教育行政に反映させてきたと公言して、自慢してきた人物です。こんな人を京都の市長にしたら、市民の恥じゃないでしょうか。
そしてもうひとり、左京区の市会議員だった人、「あかんもんはあかん」と盛んにいっておられる。私、あの人は日本語の使い方を勉強し直したらどうかなと思うんです。「あかんもんはあかん」といいながら、あかんもんに「全部ええ」と言っている。同和予算にも高速道路の未着工分の予算、1450億円の市の持ち出し分についても、市民いじめの予算にも全部賛成していた。与党のど真ん中にいた人が、あの左京区選出の前議員であります。
皆さん、中村さんは、いろんな住民運動、市民の方々、党派を超えた保守や無党派の方々と日本共産党とが共同して推す、真の市民の代表であります。中村さんは、高すぎる国保料を1世帯1万円値下げする、そのための予算は29億円あったら十分、1450億円もの高速道路の市の持ち出し分をやめたら51年分もあるじゃないか、国保証の取り上げ止めさせます、と公約するただひとりの候補者であります。
京都市を相手にその不正腐敗追求の先頭にたって、税金を取り戻させたのも中村和雄さんです。同和行政、きっぱりやめさせると公約しているのも、中村和雄さんただ一人であります。1450億円もの高速道路に使うお金があったら、額に汗して働く人々や働きたくても働けないお年寄りや障害者のためにそのお金、使いなさいと主張しているのは中村さんただ一人であります。
皆さん、主権者は一人一人の市民であります。その1票で政治は変わります。国保料を値下げしてほしい、一人一人の子どもが大切にされる教育を実現してほしい、同和行政もういい加減に終結してほしい、高速道路を京都市内に走らせてCO2を撒き散らし、環境と景観を破壊するようなムダ遣いやめてほしい。そう願っておられる方はこんどの選挙、立場の違い、党派の違い超え、暮らし良くしたい、京都市を刷新したいの願いをこぞってみなさん中村さんにお寄せいただきたいんです。
私が京都の共産党の責任者をしていたとき、89年の市長選挙で、木村万平さんが321票差で涙をのみました。96年の市長選挙、その時も私は京都の共産党の責任者でした。大変責任を痛感しています。井上吉郎さんわずか4000票差で涙をのみました。
今回も大接戦です。今度も321表差で涙をのむようなことを絶対に繰り返すことがないように、残されたあとわずかな期間、どうかひとまわり、ふたまわり、中村さんへの支持の輪を広げに広げてください。まだまだ寒い日は続きますが、やがて梅の花も咲き、桜も咲くでしょう。どうか中村市長の実現で京都に政治の春を呼ぼうではありませんか。そのことを訴えまして私からのお願いとさせていただきます。寒い中どうもありがとうございました。