山宣墓前祭 5日に宇治市内で行われた山宣墓前祭で、日本共産党の浜田よしゆき京都6区代表は、「侵略戦争に反対した山宣さんの遺志を受け継ぎたい」と墓前に誓いました。
 浜田氏は冒頭、治安維持法で愛する人を失いながらも強く生きた女性を描く映画「母べえ」(山田洋次監督)を紹介し、「二度とあのような暗黒の時代に逆戻りさせてはならないという願いが今も受け継がれている」とのべ、戦前、貧困で子どもを育てられない労働者のために、山宣が取り組んだ産児制限運動に触れ、「現代の派遣労働者なども、当時を彷彿させるような劣悪な労働条件のもとにおかれ、結婚も子育てもできないでいる」と、大企業の利益を優先し労働者の使い捨てを許す自公政治を批判しました。
 最後に、浜田氏は「日本の平和と民主主義、国民の暮らしを守るたたかいに全力を尽くします」と決意を語りました。