景況感4カ月連続で悪化
帝国データバンクが5日発表した2月度の景気動向調査では、京都の景気DIは、前月比0・7ポイント減の36・4で4カ月連続で悪化。前月比で悪化したのは近畿では京都のみで、他府県と比べて厳しい状況が続いています。
規模別のDIでは、大企業(41・0)が前月比2・6ポイント、中小企業(35・2)は同0・2ポイントそれぞれ悪化。業界別では、中国での加工食品問題から、食品関連を中心とした「卸売」は前月比1・1ポイント低下、付帯する「サービス」も同4・0ポイント低下と大きく落ち込みました。
同社では、「中小企業の業況は他府県より厳しいことが推測され、一部大手メーカーの影に隠れてはいるものの、潜在的な景況感の悪化はより大きい。景気回復には依然相応の期間を要する」としています。