京都御苑・近衛邸跡の糸桜

青空を背景に、八重桜

見事な糸桜

「たわわ」な花

優美な枝ぶり

下から見上げると、桜のパラソルのよう

もう満開

　すでに満開の糸桜。お弁当を広げている家族、撮影会の一行…。のどかな春の陽に時間が止まったかのようです。60本の糸桜のほか、数十本はあろうかと思われる桜がこれから順番に咲いていきます。御苑には糸桜のほか山桜、八重で濃紅色の関山、薄紅色の松月、薄緑の御衣黄…など種類も豊富です。
　　場所は、今出川御門から入って右。市バス同志社前。

桜スポットＤＡＴＡ

• 住所：京都市上京区京都御苑３
• 交通：ＪＲ京都駅より、 地下鉄烏丸線「今出川」駅から徒歩５分
• 開花状況：満開
• 京都人的メモ：「京都御苑」は、明治2年（1869年）の東京遷都と東幸まで、歴代天皇の居所・執務所であった「御所」を取り囲む国民公園。京都人は、この公園もひっくるめて「御所」と呼ぶ。今出川通、烏丸通、丸太町通、寺町通に囲まれた65万平方メートルの敷地には、多種多様な植物が植えられ、四季折々に市民の目を楽しませている。ベンチで昼寝する学生、お弁当を広げる家族連れなど、皆思い思いにくつろぐ姿が見られる。ちなみに、京都特有の「上ル」「下ル」の住所は、「御所へ向かって上る・御所から下る」ということ。