琵琶湖疎水の桜
滋賀県大津市三保が関からはじまる琵琶湖疎水一帯の桜が満開を迎えました。
京都市左京区の蹴上まで延長約9キロを流れる琵琶湖疎水は、水運は廃止されましたが、京都市民の飲料水はもとより発電、農業用水、そして東本願寺の防火用水まで重要な役割をになっています。
桜の季節にはたくさんの人が散策してます。
三井寺(正式名は園城寺)の桜も有名。三井寺の大門(仁王門とも言い重要文化財指定)前の見事な染井吉野が咲いていました。この大門は三間一戸、屋根入母屋造、桧皮葺の楼門で1452年滋賀県甲賀郡石部町に建造され、その後に秀吉が伏見桃山城に移し、さらに家康によって園城寺に寄進されたものです。(5日撮影・仲野良典)
桜スポットDATA
- 住所:滋賀県大津市から京都市内の疏水
- 交通:京阪京阪「三井寺」近辺~蹴上
- 開花状況:満開