「京都市教委出身の市長候補を支援するものだ」
京都市教委が市長選直前に門川市長の談話掲載本を大量購入し、関係団体に配布していた問題で、京都市職員労働組合は10日、高桑三男教育長に対して、「市教委出身の候補者を実質的に支援するもので、行政の政治的中立性を大きく逸脱する行為」と厳重抗議するとともに経緯と責任の所在を明らかにすることなどを文書で申し入れました。
また、対立候補を推薦した共産党を除く与党市議らに配布したことについても、「市長選を明確に意識した政治的立場による色分けは明らか。行政の中立性・公平性に反する事態を招いた」と抗議しています。