後宮の女性装束を再現 京都御所春の一般公開
源氏物語千年紀に合わせ、「後宮の女房たち」をテーマにした京都御所(京都市上京区)の春の一般公開が13日まで行われています。
十二単(ひとえ)や小袿(こうちぎ)など後宮に仕える女性の装束を人形で再現し、「投扇興(とうせんきょう)」や「盤双六(ばんすごろく)」などの遊びの様子が展示されています。
10日はあいにくの雨でしたが、多くの観光客が訪れ、人形や寝殿造り(平安時代)の紫宸殿、書院造り(室町時代)の御常御殿をバックに記念写真を撮っていました。
公開は、午前9時から午後3時まで。雅楽の演奏が12日午前10時・11時、蹴鞠(けまり)が13日午前10時・11時に披露されます。
御所の一般公開と合わせて、御苑内の閑院宮廷跡、拾翠亭も公開されています。