広上氏の新趣向、聴衆を魅了する 京響定期演奏会
京都市交響楽団の新しい常任指揮者に就任した広上淳一さん(49)による初の定期演奏会が18日、京都コンサートホール(京都市左京区)で上演され、開演前の「プレトーク」や演奏終了後の来場者と楽団員との「レセプション(交流会)」など趣向を凝らした新しい演出に観客は魅了されました。
今演奏会の曲目は、ハイドンの交響曲第104番ニ長調「ロンドン」、「アラビアン・ナイト」を題材にしたコルサコフ作曲の交響組曲「シェラザード」など。
広上さんのエネルギーあふれる指揮とスケールの大きな演奏に、拍手や「ブラボー」の声が会場から寄せられました。
演奏会後、ホールのロビーで行われた「レセプション」(写真)には、大勢の来場者がつめかけ、演奏会の余韻を味わいながら歓談したり、楽団員4人の即興演奏に耳を傾け、楽しみました。(詳細は「週刊しんぶん京都民報」4月27日付)