市民の声を聞く宇治市政へ転換を 共産党市議団が報告会
日本共産党宇治市議団(水谷修団長、8人)は19日、宇治市内で3月議会報告会を兼ねた市政問題を考える会を開き、市政の転換を訴えました。65人が参加しました。
水谷議員が3月議会について報告。国保料の値上げや、住民の反対を聞かずに開浄水場の閉鎖を強行することなどを盛り込んだ08年度予算が可決されたことについて、「市民の声を聞かず、痛みを押しつける市政であることがはっきりした」と強調しました。
宮本繁夫議員は3期11年の久保田市政の特徴について報告。破綻した大久保小学校と消防署の合築計画や南部市町の合併計画、今後、市長が進めようとしている保育所の民営化やごみ収集の民間委託について触れながら、現市政を▽市民の声を聞かないワンマン▽「行革」で市民に痛みを押しつける▽子育や教育、高齢者・障害者に冷たい▽特定団体に偏向―市政と指摘し、「12月に行われる市長選で市政を転換しよう」と呼びかけました。(帆足慶子)