二度とペンを銃に持ちかえない
立命館大学(衣笠・草津キャンパス)の民青同盟は10日、新歓フィールドワーク企画を開催し、「戦争遺跡に平和を学ぶ京都の会」の足立恭子代表の案内で、京都霊山護国神社(京都市東山区)を見学しました。雨の中、新入生3人を含む学生7人が参加しました。
参加者は同神社の境内にある京都の各部隊の碑を見学し、京都の部隊が南京大虐殺など日本の侵略戦争に深く関わっていたことを学びました。特攻隊の碑の前では、足立代表が当時の学生たちがペンを操縦桿にかえて戦場に送られたことを説明し、「二度とペンを銃に持ち替えないよう肝に銘じておいてほしい」と話しました。
参加者は「1人で歩いても何もわからなかったと思う。実際に説明を聞くことが大事だと感じた」「実際に戦争を経験した人から説明を聞けて臨場感があった」などの感想が話されました。(山手四郎)