宇治の新茶 「夏も近づく八十八夜」今年も茶摘みが始まり、高級茶の産地として名高い宇治市では新茶の生産が最盛期となっています。
 宇治市茶生産組合組合長で、150年続く老舗の抹茶製造・販売店を営む山本晃一郎さんの工場でも、毎日摘みたての茶葉が運び込まれ、機械がフル稼働しています。
 茶葉は蒸機で蒸され、その後熱風で乾かされます。作業場に入ると、新茶の清々しい香りがたちこめていました。
 山本さんは、「お茶は体に良いし、煎茶だけでなく抹茶も家庭で気軽に楽しんで欲しい」と話していました。