京都の原告3人が原爆症認定
原爆症認定近畿訴訟の原告の、小迫義康さん=京都市=、丸岡真利子さん=同=、村中和之さん=長岡京市=の3人が新たに認定されました。
19日に厚労省が開いた医療分科会で決定されたもので、先日認定された故・大坪昭さんを含めて京都の原告10人のうち4人が認定されたことになります。
小迫さんは、危篤状態にあり、病院のベットの上で妻や妹、尾藤廣喜弁護士、京都原爆訴訟支援ネットの田渕さん、小杉さんらに見守られる中、府の職員から認定書を受け取りました。
尾藤弁護士は、「私の手を握り、声は出ません(喉頭がん)が、”ありがとう”と言われた気がしました。認定書を何度も何度も見ておられました。こんな状態にならないと認定されないことに改めて怒りがこみ上げる」と語っていました。(小杉功)