共産党排除の府議会役選に抗議
日本共産党府議団(新井進、11人)は5月30日、「常任・特別委員会の正副委員長から、わが党を排除した5月臨時議会での与党会派の暴挙に抗議する」との声明を発表しました。全文は次の通りです。
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5月21日から開かれていた5月臨時議会が5月23日に閉会した。
本会議で、常任委員会、特別委員会の構成が決まった。わが党議員団は、開会前に議長と各会派に対し、「常任・特別委員会の正副委員長は、各会派の議員数に応じた配分を行うようにすること」など、議会構成の正常化を求める申し入れを行った。しかし、今回も与党会派は、七つの常任委員会と四つの特別委員会の委員長11、副委員長22、合計33のポストをすべて独占し、わが党を排除する暴挙を行った。
そもそも、府民の声が反映する「開かれた議会」のため、公平・公正な役員選出は不可欠の前提である。にもかかわらず、24名の自民党議員団(議席占有率40%)が過半数の17ポスト、15名の民主党議員団(議席占有率25%)が10ポスト、6名の公明党議員団(議席占有率10%)が4ポスト、4名の京都創生フォーラム(議席占有率6.7%)が2ポストと、正副委員長を与党会派で独占し、11議席のわが党議員団(議席占有率18.3%)を排除した暴挙は、選挙で示された民意を無視したものであり、議会の民主的運営に背を向けるものである。わが党議員団は、この暴挙に強く抗議するとともに、府民の声が反映する「開かれた議会」とするため、引き続き全力をつくすものである。