京都、兵庫、滋賀の自衛隊基地をめぐる 田中三郎レポート(3)
2日目(6月1日)の行程では、舞鶴湾基地めぐりから始まりました。海上自衛隊教育隊、中国や朝鮮からの引き上げ桟橋があった平港、浮島丸殉難の碑、舞鶴飛行場(ヘリ基地)、弾薬庫、自衛艦係留の北吸桟橋など視察し、イージス艦の2隻配備、桟橋延長、大型艦係留可能にする工事の完了など、軍港の強化を目の当たりにしました。
午後からは、滋賀県、陸上自衛隊あいば野演習場と航空自衛隊第四高射群・饗庭野分屯基地を視察しました。高台から演習場内を見下ろし広大なこと、日曜日なのに、装甲車が走り「レーダー捕捉・砲撃訓練」を実施している現場に遭遇しました。
参加者から「こんなにも自衛隊が各地にあること、その動きも年々強化されていることを聞いて見て驚いた」と話されていました。多くのことが隠されたままの自衛隊、その自衛隊が強化されるなかでの「海外派兵恒久法」制定の動きをなんとしでも止めなくではならない。あらためて世論と運動を強めることが重要との認識を深める「碁地めぐり」でした。
(安保破棄京都実行委員会田中三郎)